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オーガニックコットン

綿の種類

今治タオルの生産にあたり、よく使われる素材のひとつが綿です。綿は、精錬漂白することで吸水性と乾燥性に優れた素材になります。綿はもともと多年生ですが、そのほとんどが一年草として育てられます。9月~10月ごろに開花すると、2~3日で花が萎み、50~60日かけて実が膨らんだ後、内側からはじけるように破れて綿の繊維が出てきます。
オーガニックコットン
綿の品種は主に3種類あり、国内のタオル生産に使われる綿のほとんどは輸入品となります。

  • バルバデンセ・・・ペルーを原産地といわれるバルバデンセは、超長繊維綿など人気の品種も含まれており、エジプト・アメリカ・西インド諸島・中国などで生産されています。
  • ヒルスツム・・・世界で生産される3/4以上は、ヒルスツムになります。メキシコ南部やグァテマラなどを原産地とする品種でアプランド綿とも呼ばれます。
  • アルボレウム・・・バルバデンセやヒルスツムとは系統が異なる品種で、主にインドやパキスタンなどで生産されています。